100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)

著者 :
  • 講談社 (1977年10月19日発売)
4.22
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本棚登録 : 10822
感想 : 1383
5

有料(30分200円くらい)で子供が遊べるアトラクションパーク内にて

子供は遊具に夢中なので
待ちつつ、絵本コーナーで再読

タイトル通り、何度も死んでは
飼い主が泣いて、猫はまた別の飼い主のもとで生きている(転生?)話

生きかえることが、自動的ではなく
猫自身の意思で決めていること
がわかる。

最後の決断は、覚えていたのに
なんだか読み終えて気持ちが急に
ソワソワしてしまった。

大切な人を見つけて生きている自分の今、今を生きているのか?
同じ決断ができるか?
次の人生はないと思えるか?

もう子供と遊びつつ、全力で積み木を
ただただテーブルの上に並べ
なんだかわからない迷路のようなモノを作りながらソワソワしていた。

すぐにアトラクションの利用時間の
期限が来てしまった。

すぐに時間がきてしまうし
「今」しかない。

数ページの本なのに、考えさせられることが大きい。
休憩時間に、気軽に手にとる本ではなかった。

またどこかで出会ったら読もう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年8月15日
読了日 : 2020年8月15日
本棚登録日 : 2020年8月15日

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