前作と比べて性描写が減り、登場人物の過去がより掘り下げられて個人的にはグッド。何カ所かほろりとされるところもあった。ただ、性描写が減ったためなぎさの存在感が希薄になっていた。
「圭の青春」の最後の一文・・・あまりにも安っぽすぎる。これはいただけないね。
『なぎさの媚薬1&2』を読んだ感想としては、これらを読むぐらいなら、他の重松作品を読んだ方がいい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文芸
- 感想投稿日 : 2011年6月19日
- 読了日 : 2006年5月22日
- 本棚登録日 : 2011年6月19日
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