OZの世界の混乱に引きずられるように、目の前で混乱していく現実世界、どきどきして、目が離せなくなった。一滴の雫でこういうことが、いずれ起こってしまうんじゃないかという実感もあるから、余計どきどきしてしまう。
妙に写実的なバス停や新幹線の表示が、これが実写なのかアニメーションなのか混乱させる。
とにかく追随を許さない90歳のおばあちゃんのリーダーシップ。その声援を受けて頼りない主人公が自分の武器を使って、一歩一歩諦めずに進んでいく姿をただただ見続けたいと思った。数学も一緒。諦めたら問題は解けない。その心は歪んだ野望を持ってしまった彼もちゃんと動かした。
信頼で繋がる世界、普遍的な事実だ。
30℃の気温という絶好の環境で、観ることができたタイミングと、私の抱える問題と、いろんな偶然にも感謝したい。
小磯健二:神木隆之介
篠原夏希:桜庭ななみ
陣内 栄:冨司 純子
陣内侘助:斉藤 歩
監督:細田 守
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
JPN movie
- 感想投稿日 : 2012年7月16日
- 読了日 : 2012年7月15日
- 本棚登録日 : 2012年7月16日
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