聖者の凶数 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2016年1月15日発売)
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本棚登録 : 636
感想 : 43
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大好きなシリーズの一つの第四弾。
やっぱり安定してますね(笑)

読みながら一緒に犯人探ししたけど、いい線まで行ってて最後、あっさり騙された(ま、毎回だけれど 笑)

二弾、三弾よりも面白くて、一気読みに近い形で読了。

今回は警察官としての如月 塔子、一個人としての如月 塔子が葛藤するシーンなんかもあって。ドライになりがちな刑事の心情に、人としての暖かさが感じられた。

ただ、最後の方は家族って何だろうね。って思わせる様な展開で、心が苦しくて少し寂しかった。

最後に、シリーズごとに塔子さんは成長しているし、同じ女性として応援したくなる。
今後もずっと続いてほしいシリーズ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年5月23日
読了日 : 2017年5月23日
本棚登録日 : 2017年5月23日

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