上巻、優雅な文章を楽しんでいたら、この巻ては大水害や姉妹の差別意識など、同じ調子ではとても読み続けられない展開。悪気なく「身分が違う」「低級な人間」と言う蒔岡家、なんぼのもんじゃい。ときに小説は当時を伝える記録として優れた論文を超える。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年1月20日
- 読了日 : 2016年1月20日
- 本棚登録日 : 2016年1月20日
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