ハリー・ポッターと炎のゴブレット 上下巻2冊セット (4)

  • 静山社
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感想 : 737
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面白かった!全七巻の折り返し地点、四巻で遂にヴォルデモートが復活し、ホグワーツだけでなく魔法界全体が、大きなうねりに巻き込まれていくんだった、のを思い出しました。そしてまるで推理小説のように、序盤中盤で丁寧に作り上げられた謎解きが残りページ数最後の5%くらいになったところから怒涛の勢いでなされるのでした。5%に差し掛かってしまったら途中で読むのを止められない。四巻以降は全部そう。原書で読んで映画も見ているのにけっこう内容を忘れており、かなり楽しみながら読めました。残念だったのは、ようやく慣れてきた日本語訳が、またちょっと気になったこと。フラーやクラムの外国語なまりは忠実に訳されているだけでまったく問題ないけれど、新聞記者リタ・スキーターの語尾が「ざんす」なのが興醒めで、、、英語のニュアンスが読みとれないだけで、原書でも「ざんす」なのかしら。。。この調子だとこの後出てくるヘムヘムフムフムが口癖のあのおばさんのセリフがどうなっているのか、不安なような楽しみなような妙な気持ちです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: オトギバナシ
感想投稿日 : 2013年11月17日
読了日 : 2013年11月17日
本棚登録日 : 2013年11月17日

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