弖虎かわいい弖虎! いや、ずっと思ってましたけどね……。ぽっ…
人造物にそれは付き物というか、人の業の深さはどうしてもそちらに動くのね、というか。
何がどう動こうと、決して変わらないのだろうモノがあって、それを見るとき、仮想現実は、激烈なリアリティを持って、まるで近い未来に起こり得ることとして、私たちに迫ってくる。
一歩間違えば、離別を呼ぶ展開で、こうも惹き付けるとは感嘆。
原作と、漫画、どちらとものクオリティですね。凄い。
磨知は、自分の信念でしか動けない人なのだと思う。
何を考えてるから、とか、どの組織に与してるから、とか、そういうことでなく、単に、こういう人を、人として信用してはいけないと、ただそれだけのこと。
でないと、痛い目みる。
それを、本人もわかっている。きっと。だから、何も言わない。何も感じない。もはや。
けれど、……自分を信じてくれる“誰か”を、彼女は待っているのだろうね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2009年9月27日
- 読了日 : 2009年9月27日
- 本棚登録日 : 2009年9月27日
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