白夜行から引き続きで、まさに彷徨う感じ。
雅也には余りにも救いのない物語。
私も、美冬=雪穂説に全面的賛成なのですが、美冬が欲望の権化としか感じられず、かなり戸惑いました。最期の辺りでは、もはや人ではなくなりつつある感じも更に恐怖です
白夜行で亮司を失った雪穂が、雅也に“拠り所だった亮司=夜を照らす光“を求めたけど、それは幻でした・・・とか考えましたが、そんなタマじゃないですね。
自分では直接手を汚していないけど、どれだけの人を踏み台にしてるのだろうか。
私の中の悪女1位、認定です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年7月12日
- 読了日 : 2023年7月12日
- 本棚登録日 : 2023年6月18日
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