アバター [初回生産限定] [DVD]

監督 : ジェームズ・キャメロン 
出演 : サム・ワーシントン  ゾーイ・サルダナ  シガーニー・ウィーバー  スティーヴン・ラング  ミシェル・ロドリゲス 
  • 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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本棚登録 : 2605
感想 : 552
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ディズニー映画の「ポカホンタス」の宇宙版、みたいな話。環境破壊で?地球が瀕死の状態に陥り、宇宙に進出した人間。「パンドラ」という星には、人間に似た知的生命体がおり、自然と調和して暮らしている。彼らが大切にしている森の地下には、希少金属(?)のようなものが眠っており、人間はそれをねらっている。地球人はそのままではパンドラに降り立つことができないので(ガスマスクが必要)、彼らと同じボディを作成(?)し、脳神経を回路でつないで(?)アバターとして近付く。
研究者だった双子の兄が死んで、同じDNAを持つからという理由で選ばれ、この星までやってきた海兵隊のジェイクは、「頭がからっぽで、怖いもの知らず」なため、予想外に彼ら(ナヴィ族)に近付くことに成功。かれはもともと下半身不随だったため、アバターになることで自由に大地を駆け巡ることもでき、それが楽しくてたまらない。徐々にナヴィ族の中に入りこみ、恋をし、どちらが夢(アバター)でどちらが現実かもわからなくなってくる。

アメリカ軍の大部分は、彼らを武力で立ち退かせ、地下資源を奪うことを考えており、指揮をとっている「大佐」はクレイジーで暴力的だが、研究者の女性、グレイスは、ナヴィ族を理解し、深い興味を抱く。ジェイクは、大佐とグレイスの板挟みになるが、なにせアタマがからっぽ(笑)なので、政治的な駆け引きには無関心で、ひたすら「わおー!面白~い!」とてな感じでナヴィ族と交流を深めていくのだ。
そして戦争。さて、ジェイクはどうする?
ナヴィ族から裏切者と呼ばれ、葛藤するジェイク。
でもまぁ、映画なんで、ナヴィ族に味方して戦うことになりますよね。ちょっとその辺が、いろいろあり得ないし、途中でいい人が死に過ぎる(いい人も悪い人もたくさん死ぬ)。あと、大佐の執念深さがもはやホラー映画(笑)でその辺もあり得なさすぎる。
という感じで突っ込みどころも満載だけど、映像は美しく、パンドラ人のデザインも、人間に似てはいるけれどもあくまで宇宙人ぽくはあるが、気持ち悪すぎず、よくできているなぁと思いました。
最後はハッピーエンドだけれども、ジェイクが新しい体を手に入れるのは、もう究極にあり得ないと思いました。
でも面白かったです!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ディズニープラス
感想投稿日 : 2022年8月16日
読了日 : 2022年8月16日
本棚登録日 : 2022年8月16日

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