最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2014年10月25日発売)
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本棚登録 : 1863
感想 : 189
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「ばんめし屋」という定食屋が舞台。
この店が一風変わっていて、午後七時頃に開店し、始発が出る朝五時頃に閉店。
メニューは日替わり定食のみ。
店主の夏神が作る料理がまた美味しそう。
ここで働く五十嵐海里は、芸能界を追放された元イケメン俳優。
色々あって、夏神に拾われた。
人情物の暖かいストーリーかと思ったら、幽霊が出てきたり、メガネが人間に変身したり?
ちょっと意外な方向のファンタジー要素もある。
しかし、暖かい話に違いない。
スイスイと読みやすく、登場人物たちもカッコ良いし、料理も美味しそうだし、一冊あっという間に読み終わる。
巻末にレシピがあるのも良い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2021
感想投稿日 : 2021年5月20日
読了日 : 2021年5月19日
本棚登録日 : 2021年5月20日

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