米澤穂信さんのデビュー作。
“古典部”という人気シリーズになっており、ずっと読んでみたかった作品です。
高校生が活躍する青春ミステリー。
主人公たちは、廃部寸前の“古典部”に入部し、その仲間達と日常に起こる小さなミステリーを解決していく。
これがまたテンポよく描かれていて良い。
ライトな文体だけど美しく、ちょっと難しい言葉選び。読んでいて気持ちが良い。
登場人物たちは、名前がちょっと変わっているけど、キャラは分かりやすくて、魅力的。
そして高校生のわりに語彙力が高く、どこか古風な雰囲気。
これもまた“古典部”らしくて良いのです。
この作品の一番大きな謎解きは、「氷菓」という題名の文集に秘められた真実を突き止めること。
「氷菓」の意味を知った主人公たちは、大切なことをしっかりと受け止め、成長していくのでしょう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2022
- 感想投稿日 : 2022年6月26日
- 読了日 : 2022年6月26日
- 本棚登録日 : 2022年6月26日
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コメント 2件
土瓶さんのコメント
2022/06/26
aoi-soraさんのコメント
2022/06/26