江ノ島にある百年間営業してきた写真館
最後の館主、西浦富士子が亡くなり、遺品の整理に訪れた孫の繭が主人公です
江ノ島に来る観光客の記念写真を撮り続けてきた写真館ですが、誰もがカメラを持つ時代になってからは、客が持ちこんだフィルムの現像とプリントを主な仕事にしていました。
そしてそこにはもう一つの役割があったようです。
心が傷つき、苦しく、行きどころのない者を受け入れてくれる温かな場所……
その者たちは住み込みの従業員として働きながら、心を癒やしていたのでしょう。
繭が遺品整理をしていると、祖父が注文した写真を受け取りに来たと言う男性がやって来ました。
真鳥秋孝と名乗ります。
話をするうちにお互い打ち解け、秋孝は遺品整理を手伝う事になります。
その中でそれぞれの過去と向き合っていくのですが……
繭の忘れてはならない過去。
真鳥家三代の秘密。
物語全体に漂うのはダークな色合いと空気です。
それは良いとしても、私はどうしても最初から最後まで、繭に好感が持てなくて、ずっと胸の奥がザラザラしたまま終わってしまいました。
最後まで読むと、プロローグに繋がります。
あぁ、そうなのか!
と、もう一度プロローグを読み返しました。
うん。
こういうのは好き。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2023
- 感想投稿日 : 2023年9月16日
- 読了日 : 2023年9月15日
- 本棚登録日 : 2023年9月15日
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コメント 21件
Manideさんのコメント
2023/09/17
aoi-soraさんのコメント
2023/09/17
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2023/09/17
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2023/09/18
aoi-soraさんのコメント
2023/09/18
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2023/09/18
aoi-soraさんのコメント
2023/09/18
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2023/09/18
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2023/09/18
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2023/09/18
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2023/09/18
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2023/09/18
チーニャ、ピーナッツが好きさんのコメント
2023/09/18
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2023/09/18
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2023/09/18
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2023/09/18
チーニャ、ピーナッツが好きさんのコメント
2023/09/18
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2023/09/18
なおなおさんのコメント
2023/09/18