百瀬、こっちを向いて。 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社 (2010年8月31日発売)
3.89
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本棚登録 : 8080
感想 : 846
5

〝成瀬”の次に”百瀬”を読んでみた
なんだか面白い、面白いヾ(´ε`●)ノ♪
好き好き、こういうの♡
笑いあり、甘酸っぱい爽やか青春恋物語
ベタ甘ではなく面倒臭くないヤツ
学生時代のあの頃を思い出して、頷いたりニヤニヤしたり、あっという間の楽しい読書タイムだった


四編からなる

まず『百瀬、こっちを向いて。』
表題と同じ、これが一番面白かったかなあ
不器用で自称人間レベル2の高校生相原君と、偽装カップルのお相手百瀬さん
そして、憧れの美男美女で人間レベル90の先輩カップルとのWデート
まだまだ精神的に幼い相原君とおませでちょっと気の強い百瀬さんのやりとりが、ほろ苦くもあり微笑ましい
もっと話が続いて欲しかったのにと、私にしては珍しく思った

二編目『なみうちぎわ』
事故から五年間意識がなかった姫子が目覚め、世話して来た年下の男の子小太郎の存在に意識し始める

三編目『キャベツ畑に彼の声』
副業が国語教師である本田に惹かれていく女子生徒久里子の淡い恋のお話

四編目『小梅が通る』
これも面白かった
ブスメイクしていつも目立たぬ様ひっそりと高校生活を過ごしたい柚木
このブスメイクの仕方がちょっと
笑(〃>З<)ぷぷぷ
人は外見か内面かっていう話になるのだが。。。


今読んだばかりなのに、もう一度読みたくなった

『百瀬、こっちを向いて。』ってタイトルも好きだな
読むまで百瀬は男の子だと思っていたけれど

著者の作品は『暗いところで待ち合わせ』(乙一さん)しか読んだことがなかったので、こんな作品も書くとは知らなかった

是非とも違う作品も読みたい⁽⁽(◍˃͈꒵˂͈◍)⁾⁾⤴⤴

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年2月25日
読了日 : 2024年2月25日
本棚登録日 : 2024年2月25日

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コメント 8件

bmakiさんのコメント
2024/02/25

こんばんは(*^▽^*)

ムフフってなりますよね♪
サクサク読めるのに、楽しい作品でした!

遠い過去をほんのり思い出しながら、、、
いや、こんな経験はなかったけど( ̄▽ ̄)

私は乙一さん、何か一冊昔読んで、苦手意識があってそれから読んでいなかったのですが、読まず嫌いはダメですね(^◇^;)
機会があれば色々読んでみたいです!

ハッピーアワーをキメたK村さんのコメント
2024/02/25

まきさん

この作品のまきさんのレビュー再読したんだけど、笑っちゃいました
いいね、好きですよ♡

苦手なものは無理して読まなくていいと思います
読書は楽しむものだからね(*´꒳`*)

土瓶さんのコメント
2024/02/25

こんばんは~^^

乙一さんの中田永一名義作品は青春ものばかりですね~。
「くちびるに歌を」
「吉祥寺の明日奈くん」
「私は存在が空気」
「ダンデライオン」などなど。
でも1番良かったのはやっぱり百瀬かなぁ。

あ、山白朝子名義もおもしろいですよ。青春ものではなくて、ちょっと不思議な怖い話もありますが。オススメです。

ハッピーアワーをキメたK村さんのコメント
2024/02/25

土瓶さん、初めまして(^O^)
いつもいいね!ありがとうございます♪
そしていつも評価の低い土瓶さんのレビュー読んで、楽しませてもらっています笑

百瀬、好みの問題で☆5をつければ良かったかも!と引きずっています
山白朝子って、この方だったんですね?
知らなんだ〜
気になる、気になる…

1Q84O1さんのコメント
2024/02/25

K村さん、百瀬いいですよね~♪
私も土瓶師匠に乙一、中田、山白と紹介してもらって読みましたよ!
いや〜、どれもハマりました(≧∀≦)

ハッピーアワーをキメたK村さんのコメント
2024/02/25

1Qさん、『百瀬、こっちを向いて。』ってタイトルからして好きです
でもノボルが呼んだら、百瀬は野良猫のような目で振り返るんですよね笑
オモシロ〜
恋愛ものから読んでみようかと思います
しかし山白朝子は知らなんだ、知らなんだ…

どんぐりさんのコメント
2024/02/27

こんにちは(^^)

この本は家で大人しく積本になってます笑
ぐっすり眠ってます笑

でもレビュー見て思い出しました!
図書館本たちが落ち着いたら読みます!!

ハッピーアワーをキメたK村さんのコメント
2024/02/27

どんぐりさん

おはようございます(^O^)

ブクログで面白いと話題になっていたのを思い出して、読んでみました
実は我が家も娘の本棚に積読されていました
なんと勿体無い!
面白かったですよ〜(*≧∀≦*)
ぜひぜひ♡

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