エクスペリエンス・ビジョン: ユーザーを見つめてうれしい体験を企画するビジョン提案型デザイン手法
- 丸善出版 (2012年7月13日発売)
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感想 : 21件
みきおさんのツイートで、「構造化シナリオ」に興味を持ち買った本です。
この本自体は、人間中心設計とか、提案型デザインアプローチといった領域の本です。
それで、「構造化シナリオ」というのは、シナリオを①バリュー、②アクティビティ、③インタラクションの3階層に構造化しようという提案です(みきおさんは、目的・活動・操作と書いていました)。
バリュー階層では、価値を取り扱います。価値とは、ユーザーにとっての価値と提供者としてのビジネスの価値の両方を指しています。アクティビティ階層では、ユーザーの活動を描きます。そして、インタラクション階層では、製品・システム・サービスの機能となります。
それぞれの階層で、シナリオを書くことになります。
本書には、テンプレートも載っているので、まずは、このテンプレートに穴埋めしていくだけでも漠然とシナリオを書くよりもずっとよいシナリオが出来るように思いました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ソフトウェア
- 感想投稿日 : 2012年12月9日
- 読了日 : 2012年12月9日
- 本棚登録日 : 2012年12月9日
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