テレビじゃ言えない (小学館新書 ひ 1-4)

  • 小学館 (2017年2月1日発売)
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夜寝る前にサラッと読んだ、ビートたけしさん著書の「テレビじゃ言えない」。タイトルから察するにどれだけ毒を吐いている内容なのかな。と思いきやそれほどでも無かったしテレビでも言えそうだった(笑)

ただ、小さいときからテレビで活躍していたBIG3のビートたけしが未だに毒舌を吐いている内容は興味津々。

70歳のおじいちゃんとは思えない鋭い着眼点絵政治や時事ネタに毒を吐き、最後にはきちんとオチまでつけているのは見事でした。

話題の内容は、佐村河内、ショーンK、乙武・ベッキーの不倫問題、と忘れかけている懐かしい時事ネタが多かったので今のワイドショーネタが書かれていると良かった。
というのも、本書は週刊ポストの連載を推敲したものらしいので、こういう鮮度が命のネタは有料のメルマガチャンネルなどを開設して届けて欲しい。

会話調の文章なので読みやすいし、くだらないところも含めて読み物として面白かった。
こういう、物言えるジジイがいつの時代にも必要だと思ったし憧れる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コラム
感想投稿日 : 2017年6月18日
読了日 : 2017年6月11日
本棚登録日 : 2017年6月18日

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