この本を読んで「作家になりたい」と言い出した過去の自分は、非常に子供らしかったなと今では思う。
あまりにも好きすぎて、小学校の図書館で返しては借りてを繰り返した。
図画工作の時間で「好きな本の表紙や挿絵を版画にしましょう」という授業があったとき、まよわず「アン」を持ってきてこの表紙を選んだ。
内容は自分の年齢や環境で受ける印象が変わるだろうし、今読んでみたら「ただ夢見がちで落ち着きがなく、暴力的だ」としか思えないかもしれない。
けど、あのときの興奮と大好きだったこの表紙はいつまでも褪せることがない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2023年7月4日
- 読了日 : 2000年12月31日
- 本棚登録日 : 2023年7月4日
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