『18歳で夏でバカだった。』冒頭の言葉が全て。
ロック少年達の夢と大人の打算を詰めてツアーに出た彼等の前に現れたゴスロリ少女。彼等と彼女のバンドツアーは馬鹿げた諸々の出来事の中に深い傷や傷みが入り組みだして意外に重い内容でしたが文章の軽さがそれをそんなに感じさせませんでした。
バカな18歳の夏が過ぎて少年達はこれからどう成長して行くのだろう。理不尽なことや大人の汚さや死と言った様々なものを見ても、それでも真直ぐな大人になって欲しいと思う。
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- 感想投稿日 : 2017年1月15日
- 読了日 : 2017年1月15日
- 本棚登録日 : 2017年1月15日
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