6章立てですが、最初の2章は為になりましたが、それ以降はなんとなく著者の研究分野(?)の備忘録的内容に。
では、具体的にためになった点を・・
1.定冠詞の使い方
どこかの予備校の先生が、theを使うのはお互いに「そのもの」が共通に認識できる前提、というのはこの本の受け売りでしたね。
2.You're always in my hair!
子供を持つ母親が、「いつもうるさい」という時に使う決まり文句で、髪の毛・・とは訳さない。
3.I went to a movie with my friend.✖
正しくはwith a friendで所有格を使うと、一人しかいない友達という意味になる
4.I was out walking my dog.〇
この場合は必ずmyをつける、無冠詞だと「犬肉」の意味となる
逆に、後半は俳句や川柳、古い日本映画を題材としていて、実用的ではないし、165Pに書かれた日本語の説明など何を言いたいのかさえわからなかった。
確かに外国人で、ここまで日本語に造詣が深いのは驚きだが、やはり細かな点は編集者がきちんと指摘すべきでしょう。
また、日本語の句読点が、コンマやピリオッドで代用されているのにも違和感があった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年2月12日
- 読了日 : 2018年2月12日
- 本棚登録日 : 2018年2月12日
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