20年ぶり再読、シリーズ2作目。
2作目でフィールディングは出てくるのね~。ほとんど名前だけの登場だけど。
それにしても、このシリーズの犯人は1作目からずっと必ずレイプが絡む猟奇サイコ野郎だったんだな…、パターンも全く一緒だ…、と。(^^;)
しかし…、そうか~、検屍官をミステリーの主役にしようとしたら、犯人と被害者にそれなりの人間関係があったら主に“関係から”犯人に行き着いて、“証拠から”行き着く話には膨らませにくいか…、とふと思いつく。
いやいや、関係性から推理展開させといて、最後に証拠と結びつけてどんでん返しの面白さを出そうとするから、なるほど動機的にどんな脈絡でも有りなサイコ系の犯人になってしまうわけか…、とも?
再読って、ついついこんな読み方をしてしまうねぇ~。(^^;)
とはいえ、この2作目も展開全く思い出せずで普通に楽しんで読んでしまったよ。
しかし、シリーズ後半になるほどに覚えるイライラフィルターは再読時にもかかってしまっている。
最初に読んだときはそんなことなく、ハラハラドキドキすんごく面白かったのにねぇ~…。
シリーズ後半になるほど最初はバランスよくほどほどだったパターンの“匂い”がキツくなってきたんだねぇ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
SF・ミステリー・サスペンス
- 感想投稿日 : 2012年2月17日
- 読了日 : 2012年2月16日
- 本棚登録日 : 2012年2月17日
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