げ、まさか物理トリック~!? と一瞬後悔。いやしかし、ぜんっぜんそんなことはありません。物理といえば確かに物理だけど……そんなもの超越して、とことん論理(自分でもよくわかんない評だとは思うけれど、そうとしか言いようないぞ)。どうも「アリア系銀河鉄道」シリーズのようなので、そちらも読まなきゃ。
「シュレディンガーDOOR」は、解決も綺麗だけれどその謎だけで非常に魅力的。これにはわくわくしたなあ(そもそも「シュレディンガーの猫」命題にときめくぞ)。そして表題作「ゴーレムの檻」。これはすごい! トリックそのものもだけれど、その動機というか、バックグラウンドが美しい。これには唸らされたなあ。帯(表紙)の言葉がなんともいえません。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2010年1月15日
- 読了日 : 2010年1月15日
- 本棚登録日 : 2010年1月15日
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