ao-nekoさんの感想・レビュー

悲しみの時計少女

著者 : 谷山浩子

• サンリオ (1991年10月1日発売)

一見メルヘンなファンタジー。だけど実はホラー。でもって本質はミステリ。綾辻さんのお墨付き。
とにかく魅力的な登場人物に舞台装置と、そして謎。「悲しみの時計少女」というタイトルの意味は、結末で謎が解けたときに分かる仕組み。恐ろしくも悲しいこの結末には涙するばかり。同名の曲と合わせて鑑賞すると、さらにせつなさが増すこと間違いなし。

感想投稿日 : 2010年1月15日

読了日 : 2010年1月15日

本棚登録日 : 2010年1月15日