ホラー短編集。独特の雰囲気に浸り込めますが、ほんっとじわじわとした嫌な雰囲気に満ち溢れています。宇宙とか他次元とかの恐怖、というのは個人的にあまり感じないのだけれど。それでもこの何とも言えない感じはやはり「恐怖」の一種なのかな。
お気に入りは「ダニッチの怪」。あからさまに異形なあれよりもむしろ、姿の見えないあれの方が恐ろしく。不吉な前兆のように高まるさまざまな怪異も恐怖感を盛り上げます。そしてラストの戦いがかっこよくて印象的。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ホラー
- 感想投稿日 : 2017年2月23日
- 読了日 : 2017年2月23日
- 本棚登録日 : 2017年2月23日
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