第一次世界大戦?のヨーロッパを背景にしたスパイ小説。
美丈夫の主人公をはじめとしたサイキッカー達が暗躍するのはSFファンタジーチックだが、最後までしくしくとした緊張感がある。
佐藤亜紀の小説は3作目だが、これだけ海外小説のような重厚さとファンタジー要素を違和感無く組み合わせられる作家は稀有だと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文学
- 感想投稿日 : 2012年8月19日
- 読了日 : 2012年8月19日
- 本棚登録日 : 2012年8月16日
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