沈まぬ太陽〈3〉御巣鷹山篇 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2001年12月26日発売)
4.07
  • (827)
  • (595)
  • (592)
  • (26)
  • (10)
本棚登録 : 5336
感想 : 376
5

先日の福知山線の脱線事故はたいへん痛ましいものだった。ふと思い出したのがこの小説。特に御巣鷹山篇での日航機墜落の惨状、その後の遺族の方々の怒りは今回の事故と重なるところが多く心が痛む。同時に企業の体質に関しても相通ずるところがあるのも複雑な感じがする。このような大事故の教訓を是非生かして欲しいと思うが、昨今のJALのトラブルを見ているとその思いも暗いものに覆われる気分である。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: Fiction/Novels/Poem
感想投稿日 : 2005年5月22日
読了日 : 2005年5月22日
本棚登録日 : 2005年5月22日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする