先日の福知山線の脱線事故はたいへん痛ましいものだった。ふと思い出したのがこの小説。特に御巣鷹山篇での日航機墜落の惨状、その後の遺族の方々の怒りは今回の事故と重なるところが多く心が痛む。同時に企業の体質に関しても相通ずるところがあるのも複雑な感じがする。このような大事故の教訓を是非生かして欲しいと思うが、昨今のJALのトラブルを見ているとその思いも暗いものに覆われる気分である。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
Fiction/Novels/Poem
- 感想投稿日 : 2005年5月22日
- 読了日 : 2005年5月22日
- 本棚登録日 : 2005年5月22日
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