さて、長々とひーっぱられつつ、ようやく下巻へ。
しかしながら、やっぱり長い!
そして、後半はもうぐちゃぐちゃ。
超常現象ものだからって、こーんなぐちゃぐちゃで良いのだろうか?
そしてITの正体で、ずっこけるでしょー、やっぱり。
上巻はまあ面白かったので、上巻だけでやめとけば良い作品だわ。
キングさま、スタンドバイミーみたいな地に足のついた作品、書いてくだせぇ。そっちの方が上手いって。

2018年2月7日

読書状況 読み終わった [2018年2月7日]

スタンドバイミーが大好きなので、誰かのITはスタンドバイミーにスプラッター混ぜたみたいなもの、というコメントを見て、読んでみた。
なるほど、この人ってこういう人物描写する人だったんだなぁ。ほんと上手いよなぁ。
めちゃくちゃ長いのでぶっ飛ばしつつ読む。
面白いけど、とにかく長いぜ、長すぎる。全然先がみえてこないまま、へとへとで下巻へ。

2018年2月7日

読書状況 読み終わった [2018年2月7日]

そりゃあねぇ、もう大人のシュミの世界ですよ、これは。

2017年2月18日

読書状況 読み終わった [2017年2月18日]

1952年に発表された論文。
冬至の頃の生命エネルギーの低下、死者の力の隆盛に対して、贈与のエネルギーをもってして鎮めようして行われた祭りが古来からの連綿と続いてきた。
その異教的パワーをそぎ落とそうとしてキリスト教はこの祭りをキリストの生誕祭、クリスマスとして吸収しようとした。
ところがそのプリミティブパワーがアメリカさんの持ち込んだ資本主義のおかげで息を吹き返してしまった。
それに対抗しようとした教会がサンタクロースを1951年、ディジョンの大聖堂広場で火炙りにする。
ところが、実はその行為自体が、まさに連綿と続く贈与のパワーのシナリオを補強し、完結させることになっている皮肉。
レヴィ=ストロースの本文は半分ほど、残りは中沢さんの解説。

2017年2月12日

読書状況 読み終わった [2017年2月12日]

すごいなぁ、もう、世界の食卓は。
包丁がなまくらすぎて、おそろしい。
とても面白かったけど、こういう食べ物系はどうしても日本て、やっぱり食事は豊かだなぁ、で終わってしまう自分。
調べ学習に使える…のかなぁ?
多文化理解には絶妙に良いです。

2017年2月12日

読書状況 読み終わった [2017年2月12日]

このシリーズ、良いです!
切り口が新しい、おしゃれな紙面だけど、読みやすい。
こんな切り口で調べられれば素敵な調べ学習になると思うのだけど、これには答えが全てが網羅されちゃってるし。
これ読んじゃったら他に何を調べればいいのかな。

2017年2月12日

読書状況 読み終わった [2017年2月12日]

デミの絵が美しい。
ルビがあるけど、字が小さめ。
それにしてもやっぱりナイチンゲールって人はすごいなぁと感心する。

2017年2月12日

読書状況 読み終わった [2017年2月12日]

新しい絵本て、いっぱい出てるのに、今ひとつなものが多い中、なんか、久しぶりにとても好きな絵本に出会えた!
絵本としての完成度が高い。

ささめやさんの絵、そんなに好きじゃなかったけど、構図がすごくいい。
文もとてもいい、湯本さんて「夏の庭」の人なんだな。
対象は幼稚園かなぁ。

2017年2月12日

読書状況 読み終わった [2017年2月12日]

頭でっかちな本だなぁという感じ。
点と点が結ばれてないというか。
良い本てなんなのか、改めて考えさせられる。

2017年2月9日

読書状況 読み終わった [2017年2月9日]

これ、一年生でいろいろ使えるな〜
言葉遊びにも使えるし。
写真絵本なのも良い!

2017年2月6日

読書状況 読み終わった [2017年2月6日]

こういうの、大人向けにはあったけど、児童書で少なかったのでは。
今年は買いそびれたので、来年度は必ず入れたい。

2017年2月6日

読書状況 読み終わった [2017年2月6日]

書きたいこと、いっぱいあるな。
まずはやたらICT導入とか言っちゃって、人の予算削ってまで機械にお金注ぎ込む能無し自治体へ、爆弾のように投げてやりたい。
といっても、そんな能無し野郎どもはこれを読むだけの能力もないかも、だけど。
翻訳文で、かなり厚いよ。
とはいえ、4分の1は参考文献と原注と索引だけどね(笑)
とにかく自治体の物事を見通す力のなさを呪いたくなる1冊でありましょう。

テクノロジーの作用というのは人間の生活を良くする効能があるのではなく、今ある現象を増幅させる(レバレッジを効かせる)作用があるということ。
昔の人は偉かった、こういう事象をちゃんとすでにことわざにしてる。
「馬鹿とハサミは使いよう」
使う方に能力があれば素晴らしい結果が生まれるし、残念な人はさらに残念なことに。
格差があれば、それを増幅してしまうに過ぎない。

それともう一つは、本書で介入パッケージと呼ばれる様々な取り組み(ICT機器導入に代表されるような)が、ほぼ壊滅的に機能しない原理が嫌というほど理解できる。
全国で広まった朝読書運動なんかもこの介入パッケージに該当するのだろう。
単に、なんかいいらしいからうちでもやるか、先生は丸つけするのに丁度いい時間にもなるしね、などという導入は何の解決策にもならないということ。
読書マラソンしかり、読書郵便しかり、ランニングデーしかり、なんちゃらウィークしかり、人権週間しかり、あらゆるパッケージは導入しただけでは、全く機能しないということに今更ながら強烈に気づかされる。
介入パッケージが劇的な効果をもたらすのは現場でそれを推進する側の心と知性と意思である。
もうそこまで心血を注げない、注ぐ余裕のないパッケージは、いったんやめにしませんか、学校さん。

どんなユートピアを描こうと機械はそこにあるだけだ。
それを使う人をこそ育てなければ、ドブにお金を捨てるのと大差ない。

2017年2月4日

読書状況 読み終わった [2017年2月4日]

これも良かったな〜!
電車の中にも関わらず、途中で何度か泣いてしまった。
主人公の苦しい気持ちが苦しいというような言葉を使わずともストレートに伝わってきて、ぐっときた。
よく練られている構成もいいなぁ。
難を言えば、文体が軽やかと言えば聞こえが良いが、少し軽すぎる気もする。
もう少し歯応えのある文体だと良かったなぁ。
そうすると今時の子は読めないのかしら?

2017年2月4日

読書状況 読み終わった [2017年2月4日]

あまり短歌集は読まないのだけど、これはなんだか一気読み。
刺激的で塗りたてのペンキのようになまなましい歌。
煽情的なオビの惹句が無ければ、もっと素直に読めるのだけど。
でも、そもそもそれが無ければ手には取らなかったかもしれないし。
好きな句がいっぱいあった。
短歌には詳しくないけど(詳しくないから?)楽しめた短歌集だ。

2017年2月4日

読書状況 読み終わった [2017年2月4日]

なかなか楽しい読書だったな〜
まぁ、主人公が出来過ぎな感じもあるけれど。
なんといっても、男性著者であることは大きい。
女性の描く「ぼく」は単なる「わたし」の書き替えであることも多いが、那須田さんはきちんと男の子らしい主人公を描いている。
音楽やってる男子にも勧められそう。
中学生以上かなぁ。

2017年2月4日

読書状況 読み終わった [2017年2月4日]
カテゴリ 未分類

ううむ…
恐い本だ。
これを読んだ子どもはどう感じるのか。
どぎつく感じるのは大人で、案外子どもは平気なのだろうか?
お父さんも妹(姉?)も無惨。
つらい。

2017年2月4日

読書状況 読み終わった [2017年2月4日]

あ〜ぁ、だっせ
自分はまだいける、と思いたいのに
実は人生たそがれてきて焦ったオヤジが
若い子と結婚できるよ〜とそそのかされて
鼻の下を伸ばしてイスラム教に改宗する話

これイスラム教徒の人は読んで激怒しなかったのかな?
それともこれがイスラム教の真実?

ヨーロピアンのアイデンティティー崩壊が〜
とかなんとか前宣伝を聞いて読んだのだけど
どうなのこれ

行き詰まった知識階級の苦悩っぽい書き方をしてもだめ
要はそういう話しだ

2016年4月16日

読書状況 読み終わった [2016年4月16日]

一気読み。
タイトルだとわからないだろうけど、「数式で宇宙の美しさを伝えたい」自閉症男児を育てた母親の奮闘育児(⁉︎)の様子。
この母親本人はサヴァンとかではない普通の人ということなのだろうけれど、いやいや勝るとも劣らない能力の持ち主。
不屈の精神、心の柔軟性、人を受け入れる度量、奉仕の精神、あふれるアイデア、どれをとっても並みの人ではない。
全ての親は自分の育児を多少なりとも反省することと思う(笑)
育児でいろいろな困難があっても、きっと何かしらの良いアプローチがあるに違いないと思わせてくれる本。

2016年3月3日

読書状況 読み終わった [2016年3月3日]

うーん。題材の扱い方はそう悪くないと思うんだけど、文章が良くない。
視点がめちゃくちゃフラフラするから、誰が何をやって、何をしゃべって、どう思ってるのか、とてもわかりにくい。感覚で文を書いているのではないかな。
こういう文は児童文学には向かないと思うのは私だけかしら。

読書状況 いま読んでる

ううむ…いろいろ違和感。
この暴走学校司書もちょっとナシだけど、司書教諭の先生、なんでタメ口?
こんな口の利き方する先生、いまどきいないけど…
あと学校司書は勤務時間中、あんなにガチで本読む時間はないよ〜
特に週15時間で、なおかつ図書の時間もあるみたいだから、無理っしょ。
あと名作にぽちぽち穴が空いてることはありえるけど、秘密の花園クラスを読んでないのも、ちょっと信じられない。
小公子ならありえるかもだけど…
家庭も持ってなさそうだし、週4日は勤務がないのだから、自分の本読む時間も結構ありそう。
介護とかしてるなら、話は違ってくるけどねー。

2016年2月20日

読書状況 読み終わった [2016年2月20日]

すずき出版のこの地球を生きる子どもたちシリーズはいつもはっとさせられる作品多いなぁ。
右脚を無くして、家庭もうまくいっていない、いわゆるこじらせティーンエイジャーのコービーは海の上でだけ、自由でいられる。
ある時座礁したザトウクジラの親子を助けたことをきっかけに、コービーの世界が少しずつ広がっていく。
アメリカのYAは本当にティーンエイジャーの書き方がうまい。
五体満足でもコービーに共感する部分は多いはず。
中学生以上、かな。

2016年2月20日

読書状況 読み終わった [2016年2月20日]

短歌を扱ってるのはとてもステキだったし、うた部、めちゃ良かった。
でも村上さんはティーンの葛藤を描くのはそんなに得意じゃないと思うので、題材間違えてる気がするなぁ。
最初の構想通り、ラブコメにした方が良かったのでは。
とにかく短歌を作りたくなる良作。

2016年2月15日

読書状況 読み終わった [2016年2月15日]

面白く読めた。

2016年1月29日

読書状況 読み終わった [2016年1月29日]

内容が衝撃的という仕掛けよりも、銅版画のような筆致で刻み込まれる文章が印象的。
丁寧な描写が登場人物の心の動きを表現していて、良く書けていると思える。
一方、ここに出てくる提供者という存在は、いくらSF設定でもこれはないだろうと思わせる。
提供者がありえないのではなく、提供者が一般の人間と同様に生活しているという前提が、考えにくく説得力がない。
一般社会から完全隔離された提供者ならありそうにも思えるのだけれど。
文体が静謐で真剣であればあるほど、設定に少しでも甘さがあるとずっこけてしまう。
ちょい惜しい感じである。

2016年1月23日

読書状況 読み終わった [2016年1月23日]
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