2010年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫 SF ク 1-20)

  • 早川書房 (1994年3月1日発売)
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本棚登録 : 415
感想 : 21

これは映画はなんとなく見てて、なんとなくストーリーは知ってた。
2001年は小説と映画で少し設定が違うのだけど、あえて映画版に合わせた続編なのね。

これでクラークの長編は3つ読んだけど、なんかこう、細かい科学技術の話と、超生命体みたいな話が両方
出てきて、個人的にはなんかもう一つな感じが…。
短編集でどちらかに的を絞ったようなのはとても面白かったのだけど。
ちょっと前のいちせさんの感想(http://www2e.biglobe.ne.jp/~ichise/TODAY/2008_05.HTM#d21_0)もなんかその辺なのかなあ、とか思ったり。

まあ50年前に書かれてるから、科学技術の話の実現可能性が高くなってきて、超生命体みたいな話との
フィクション度の差が大きくなってしまってるから、なのかも。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2019年3月7日
読了日 : 2008年5月31日
本棚登録日 : 2019年3月7日

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