ブッダ-大人になる道 (ちくまプリマー新書 48)

  • 筑摩書房 (2006年11月1日発売)
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感想 : 23
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スマナサーラ師の著書を久しぶりに読んだ。やっぱりこの人のブッダ論はいい。例によってかなり過激だけど。平野啓一郎氏は「個人から分人へ」というスローガンのもと、「確固たる個人」とか「アイデンティティ」といった西洋のフィクションからの解放を主張しているが、これをブッダに言わせると「自分とは、その時その時の反応である」となってしまう。単純明快で、しかも正しい。これからも、スマナサーラ師の著作はときどき目を通すようにしよう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 宗教
感想投稿日 : 2012年12月3日
読了日 : 2012年11月22日
本棚登録日 : 2012年12月3日

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