わが愛しき娘たちよ (ハヤカワ文庫 SF ウ 12-1)

  • 早川書房 (1992年7月1日発売)
3.61
  • (7)
  • (24)
  • (23)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 191
感想 : 27
4

表題作のインパクトでずっとティプトリー作だと勘違いしてました。さすがティプトリー、えぐい…と勝手に思っていた。約10年後に発表された「女王様でも」(『最後のウィネベーゴ』収録)と比べて読むのも面白いかもしれません。こちらは堂々のウィリス節。

一番好きなのは「見張り」です。相変わらずのダンワージー先生というのもありますが、行間の雰囲気と読後の余韻にじんわりする作品。キヴリンもいるんだぜよ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本_海外
感想投稿日 : 2011年1月3日
読了日 : 2011年1月3日
本棚登録日 : 2011年1月3日

みんなの感想をみる

ツイートする