罪と罰〈下〉 (新潮文庫)

  • 新潮社 (1987年6月9日発売)
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感想 : 416
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巨匠ドストエフスキー代表作の工藤精一郎訳バージョン。上下巻で約千ページの大長編。5年前に購入したものの読書ボルテージが上がらなくて寝かせておいた本にようやくトライ。古典だしロシア文学だし、紙面いっぱいにぎっしり埋まった文字にくじけそうになりながらも約2ケ月かけて読了。とにかく”場面によって人物の呼び名が変化する”、”セリフが長い”ことには消化するのに苦労した。だが、豊富なエピソードに盛り込まれる思想や心情には作者の熱意をとても感じた。登場人物も多彩で、お気に入りはかわいく可憐なソーニャとドゥーニャ、そして悪漢好色じじぃのスヴィドゥリガイロフ。
もう、ありがたく読ませていただきました。まずは人物リストを作ってから読み始めるのがおすすめ。
次は「カラマーゾフの兄弟」(ドストエフスキー最長編)でも読んでみるか。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 古典小説
感想投稿日 : 2015年2月7日
読了日 : 2015年2月6日
本棚登録日 : 2015年2月7日

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