しょーもない人々(あえて底辺と呼ぶまい)が、それぞれ必死ででも半ば諦めながら生きています。冒頭から苦笑の嵐で、本書は電車の中でOLが読むのははばかられる一冊。過激な箇所もありますので、お気をつけください。
短編6話はそれぞれ別の人物の視点で描かれていますが、他の短編に出てくる人たちと「絡み」があったりして、軽快でばかばかしいなかにもヒネリが隠されています。
この作者は巨乳もしくはふくよかな女性が好きなんだろうな、と推測されます(笑)。
あっという間に読めますが、万人に薦められるわけでもないな。理由はお察しくださいませ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年10月21日
- 読了日 : 2010年9月8日
- 本棚登録日 : 2014年10月21日
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