もはや古典中の古典。次々に招かれた客が死んでいく展開に「どうなってんの?どうなっちゃうの?」とハラハラドキドキでページをめくっていたのだが、正直オチは「は?」って感じだった。解説で「パズル・ストーリーの謎というものは手がかりや情況を論理的に分析すれば謎が解けると錯覚するのはやめたほうがいい」「謎など論理的である必要がない、あざやかでありさえすればいい」と書いてありましたが、そんなもんなんですかね。犯人は自分の欲求を満たすためにお金をかけて手の込んだ処刑場を作っちゃうぐらいなんだから、まあ狂ってますよね。そんな狂人の自己満足劇場と捉えればラストも納得、かな?
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- 感想投稿日 : 2019年3月3日
- 読了日 : 2019年3月3日
- 本棚登録日 : 2019年3月3日
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