ニュー・アース

  • サンマーク出版 (2008年10月16日発売)
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以前、アメリカでオペラ・ウィンフリーの番組に出演し、スカイプを通して全世界の人が参加できるという画期的な番組に出演し、その番組を見た人は1000万人に上ったと言われています。

まさに、意識の変革が起きていると思されるような事件です。

また、アメリカの大統領選でのオバマの勝利もそうでしたが、まさに世界は変革の時代を迎えています。

地球温暖化、アメリカ経済の崩壊をきっかけとする資本主義のシステムの崩壊を思わされる現代において、まさにこの人類の存続は、意識の変革しかないということが明らかになってきたようです。

エックハルト・トールがこの「ニューアース」で書いている内容は、すでにインドの神秘家OSHOが語っていたことでもあり、この本に書かれている逸話や内容が、ほとんどそのまま引用されていることからも、エックハルトはOSHOの本を読んで引用していることはが推測されますが、誰が語るにせよ、その真理は共通しているところがあります。

ただ、その内容が、これほどまでの多くの人たちに受け入れられているということは、まさに時代の変革を思わされます。

この本の売り上げも、全米で580万部の売り上げを突破したそうです。

なぜ、私がこの本をここで取り上げたいかというと、オーラソーマの役割もまさにここにあると考えるからです。

ですので、この本の内容とオーラソーマとを絡めながら、書いてみたいと思います。

この本は1章から10章で構成されています。

第1章は「私たちはいますぐ進化しなければならない」

なぜなら、人類はいま、進化するか死滅するかという重大な選択に迫られているからです。

水中に生息していた生物が陸上に生息するようになったほどの意識の変革が求められる時代なのです。

なぜ、私は生まれてきたのか?

人生に何の目的があるのか?

誰もが一度は、この問いを自分自身に問いかけたことがあるかと思います。

そのときの自分の中での答えは何だったのでしょうか?

成長するため、進化するために生まれてきたというのは、ひとつの答えだと思われます。

エックハルトは言います。

「最も重要なのは、新しい意識から生まれた本書自体が、変化をもたらすためのツールということだ。

・・・

本書の一番の目的は、読者の頭に新しい情報や信念を付け加えることでも、何かを説得することでもなく、意識を変化させること、つまり目覚めさせることだ」

オーラソーマも同じことです。

オーラソーマはヴィッキーさんの瞑想の中から誕生しました。

その一番の目的は「意識の鍵」なのです。

つまり、意識の変容のツール、であることがオーラソーマの目的なのです。

この地上で、人間だけが意識を持ち、その意識を目覚めさせること、意識の開花こそが人間として生まれてきたことの目的だと思うのです。

仏陀は弟子たちを前に一本の花を差しだし、黙して語らなかった。
その意識の伝達を沈黙の中で伝え、それを理解したひとりの弟子が微笑んだ。(ねん華微笑)
それが禅の源流になっています。

つまり、沈黙の中で、その瞑想の中で伝えられたものが、意識なのです。

ヴィッキーさんは、その沈黙の中で、オーラソーマのボトルを受け取り、それが彼女にとっての公案となり、イギリスからインドを経由して(私がオーラソーマを学んだのはインドでしたので)、そして日本に伝わったのです。

オーラソーマが新しい意識の開花のツールとして、日本でさらに花開くことを願う次第です。

ちなみに、この本の副題は、「Awakening Your Life's Purpose」

http://ameblo.jp/aurasoma-unity/entry-10738461617.html

その2 http://ameblo.jp/aurasoma-unity/entry-10749425593.html
その3 http://ameblo.jp/aurasoma-unity/entry-10778196389.html
その4 http://ameblo.jp/aurasoma-unity/entry-10800747802.html
その5 http://ameblo.jp/aurasoma-unity/entry-10808504425.html
その6 http://ameblo.jp/aurasoma-unity/entry-10858405881.html
その7 http://ameblo.jp/aurasoma-unity/entry-10900530668.html

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: スピリチュアル
感想投稿日 : 2011年7月14日
読了日 : 2011年7月14日
本棚登録日 : 2011年7月14日

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