若くして奇病に冒され禿頭になってしまった主人公千代之助。
それを揶揄した主人に乱暴して監禁されるが、名を変えて生きることを許され開放される。
疑問と不安を覚えながら一人で世に出る主人公だが、そこから本人も予期していなかった騒動に巻き込まれることとなる。
コンプレックスから、さまざまな葛藤に悩まされる主人公がとても人間らしくて、ページを捲る度にドキドキした作品だ。
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
時代小説
- 感想投稿日 : 2009年2月9日
- 本棚登録日 : 2009年2月9日
みんなの感想をみる