下巻読了。
さすが、司馬さんの幕末モノ。
西郷さんや、坂本さん、高杉さん等のようなスター性のあるキャラとは程遠い、大村益次郎(村田蔵六)さんという地味キャラが主人公でも、こんなに面白く読ませてしまうとは。。。
蔵六さんは、どんな時でも自分軸を貫き、淡々と軍の総司令官としての仕事をこなし、見事に倒幕軍を勝利に導きます。
ただ、あまりに合理主義で、コミュ障的な無愛想さが祟って人の恨みを買ってしまい、命を狙われてしまう訳で。
襲われて大ケガしても、医者だけに、冷静に自分で手当てしまうところがまた(笑)。
ケガ療養中に、イネさんが駆けつけてくれて、良い方達に囲まれての終盤だったのが救いです。
読書状況:読み終わった
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2017年読了分
- 感想投稿日 : 2017年12月30日
- 読了日 : 2017年12月30日
- 本棚登録日 : 2017年12月30日
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