ST 警視庁科学特捜班 黒いモスクワ (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2004年1月15日発売)
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本棚登録 : 118
感想 : 13
3

・被害者はマフィア
・粉塵爆発による焼死
・共振現象によるポルターガイストが関わった事故かと思われていたが、実験の結果、ポルターガイストの起こる雨の日は湿度が高く粉塵爆発が起こりにくいことがわかった。また、共振現象の大本である地下空洞から吹き込む風では粉塵を十分に巻き上げることはできず、実際は殺人だった
・犯人はロシア連邦保安庁(FSB)の上官
・動機はラスプーチンの隠し財宝目当て(とロシア国教会と結びついていたならず者マフィアへの粛清)
・STに同行していた部下のアレクは真相に気づいており、上司を庇うために事故死で済まそうとしていたが、無関係な日本人の殺害とSTとの捜査が決め手になり最終的に上司を告発する

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ
感想投稿日 : 2022年10月7日
読了日 : 2022年10月7日
本棚登録日 : 2022年10月7日

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