最後に急ブレーキがかかったように諸々が解決していくところが物語的に惜しく感じたが、最後の最後のオチにまた捻りがあり、どういう感情を抱けばいいのか複雑な思いに取り憑かれた。
金融知識を中心にしたサスペンス・ミステリー要素の濃いエンターテイメント小説
前作『マネーロンダリング』が最高傑作過ぎて、比べてしまうと劣るかもしれないが、読むと頭が良くなった気がする感覚と、底辺まで落ち込みたい堕落願望を刺激する良作。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2019年7月30日
- 読了日 : 2019年7月29日
- 本棚登録日 : 2019年7月29日
みんなの感想をみる