デッドエンドの思い出 (文春文庫 よ 20-2)

  • 文藝春秋 (2006年7月7日発売)
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本棚登録 : 9794
感想 : 914
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ずっと美しい装丁が気になっていたんです。
どのお話もその印象の通りでした。
それにしても、自分でも意識できていない、重い暗い気分や感情を言葉にするのが本当に上手な方ですよね。でも最後には前向きでキラキラしていて、自分のことが好きなにれそうな、そんなお話たちでした。『あったかくなんかない』だけは少し違いましたが。
表題作に登場する西山君の、「相手が君の人生からはじき出されたと思えばいい」というセリフはなんだか元気が出ました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年2月19日
読了日 : 2021年2月19日
本棚登録日 : 2020年6月2日

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