ずっと前から気になっていた本。
いつか息子に読ませたいだろうなと
その前に自分が読んでおかなきゃなと
読んでみた。
児童文学という扱いになるのだろうし
平易で読みやすく
主人公の一人称視点ではなく
三人称視点でそれぞれの登場人物の心情まで描かれているから
私には逆に読みにくいけど
小中学生にはきっと読みやすいんだろうなと思った。
小学校卒業後の春休みという、
たったそれだけの期間の物語。
今後の話も読みたくてたまらなくなる。
ときどき目頭が熱く、胸がつまる。
いいなぁ青春だなぁ。
親には一番に自分のこと分かってほしいよなぁ
くどくど言われてうっとおしいよなぁ
弟に辛く当たってしまって自己嫌悪するよなぁ
共感できるとともに、
ここまで無愛想なのはなぁ、
と思ってしまうが、
でもそれが思春期の難しさだもんな。
ポケベル捨てるところとか
もったいなくて許せないけど
でもやっぱりいい作品だなぁ
息子に読ませたいなぁと思う。
それはまだまだ先のことなので
自分の楽しみとして続編を読ませてもらおう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年7月31日
- 読了日 : 2023年7月31日
- 本棚登録日 : 2023年7月31日
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