バッテリー (角川文庫)

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制作 : 佐藤 真紀子 
  • KADOKAWA/角川書店 (2003年12月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043721016

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バッテリー (角川文庫)の感想・レビュー・書評

  • 前から気になっていたバッテリー。
    そしてあさのあつこ。
    期待以上の本でした。
    児童書とかそういうくくりにいれられない。
    巧と豪の最初の5球。ぞくぞくしました。面白くてにやついた。
    そして青波がかわいい。

    本当にいい本。

    何となく手に取れなかった本。
    大好きな人からいただいた本。
    心に残る本の一冊になりました。

  • NHKドラマで観た「バッテリー」のイメージが残っているので、どうしてもあの兄弟とじいちゃんがドラマのキャストで思い浮かんでしまう…(豪のコはまだジュニアにいるのかな?)

    巧の弟に対するコンプレックス、母に対するコンプレックス、どうにもうまくコントロールできない自分、わかりすぎてイタイ。でも止まらない。
    豪ってホントにいい子だな。
    巧は豪ちゃんに出会えて幸せ者です。

  • あっっっという間に読めた。
    巧くんは、超生意気だけど、きっとどんどんいい男になっていくんだろうな。

    私は豪くんが一番好き。
    医者の一人息子なんだけど、それを鼻にかけず、おおらかで純粋で。

    豪くんの将来も楽しみだ。

  • あさのさんの本はスラスラ読めて好き。
    おお振りとは違って、くらーい感じかな。


    親の何ていうか、子供を思う気持ちってなんだかねぇw

  • やっと読み始めました『バッテリー』

    甲子園の再試合から始まって、『おおきく振りかぶって』で、自分自身に野球熱が到来
    といっても、プロ野球は見ないけど。

    うん、『バッテリー』面白いわ。
    小学生から中学生へと変わる時期の、親や弟との関係、友人との関係、そして野球
    精神的に成長していく時期のあの熱さとか、言葉にならない苛々とか泥くらい感じ。

  • 非常におもしろかった。

    ひたむきで一途に野球に向き合う少年。
    小学生離れした速球を投げる彼は、ピッチャーとしての才能に溢れる一方で、まわりに馴染むことを知らない。

    チームメイトとの友情を育みながら、人間として少しずつ成長していく、というようなよくあるスポーツ小説ではない。

    自分しか信じられない少年は、最後まで人に合わせることに不器用で、それでも何かが少しずつ変わっていき、そんなもっとずっと泥臭いような、清々しいような。

    大きく広がる将来に、純粋に胸をときめかせていた頃の感覚を思い出させてくれた。

  • 資料ID:C0027338
    請求記号: 角川文庫 ; 13180, 13373, 13602, 14044, 14265, 14635
    配架場所:2F文庫書架

  • 自分が中学の時はこれほど鋭い感情を持っていなかった。
    さわやかなスポ根、というわけではなく、子供の激情をくっきり描いた本。

  • ずっと楽しみに本棚で温めていた1冊です。
    読む前から絶対にいいものだってわかっていたので、もったいなくてすぐに読めなかったシリーズです。

    低空飛行な今の時期、読んだら元気になるかなと思って読んでみたら、元気になるというより・・・心の底まで何かが染み込んで浄化されました。
    美しいものを見ると自然と心が動くような、そんな感覚です。

    今度中学生になる天才野球少年「巧」と、喘息があって病気がちな弟「青波」
    そして、引っ越した先で出会った少年「豪」
    巧と豪の年齢は13歳。ちょうど一番澄み切っていて、それでいて尖っていて、少し苦味が混じりはじめたような年頃でしょうか。

    驚かされるのは、巧の真っ直ぐなプロ意識、というか好きなものをとことんやるという姿勢。
    中学生って、正直もう子どもじゃないですよね。
    まだまだ感情と向き合うのが上手くないところもあったりするけど、真剣に物事を考えられるし、挫折や失敗が少ないから真っ直ぐに自分を信じられる。
    一方で、彼らなら挫折をしても真っ直ぐ進んでくれるんじゃないかと思わせてくれるようなひたむきさがあって。

    病気がちで今まで運動はあまりしてこれなかったけど、すごくたくさんのことを考えている青波も、
    くまさんみたいに大らかで優しくて、頼もしい豪も、
    これからの成長が楽しみな人ばかり。

    まだまだ物語は始まったばかりで、これからどんな出会いを繰り広げていくのか楽しみで仕方ないです。
    1冊ずつ丁寧に読んでいこうと思います。

  • 何度でも読み返えしたくなります。時間をおいてから読み返すと、新たな発見があって楽しいです。

  • BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー「ブックサロン」で登場。

    シリーズ累計1000万部を超える、ゲストのあさのあつこさんの代表作。

    原宿ブックカフェ公式サイト
    http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/index.html
    http://nestle.jp/entertain/bookcafe/

  • 自他ともに認める天才ピッチャー原田巧は、父親の転勤のため中学入学直前の春休みに岡山県境の地方都市に引っ越してくる。そこは両親の故郷でもあり、新しい住まいは母の実家、高校野球の名監督でもあった祖父の家だった。
    チームの勝敗の運命を決めるのは自分。でも、負けてもそれはピッチャーとしての自分の負けではない。
    自分の才能への絶大な自信。そこから生まれる傲慢。野球だけを求め、すべてをひとりで完結させてきた巧の前に、地元の少年野球チームでキャッチャーを務めていた永倉豪が現れ、彼とのバッテリーを熱望する。

    機械的な天才ピッチャー・巧が、新しい土地で新しい仲間と出会い、祖父や病弱な弟と触れ合い、今まで知らなかった両親の持つ一面を知り、少しずつ変わっていく予兆の一巻目。

    「関係ないことを全部捨てて、おれの球だけをみろよ」

    この間までランドセル背負ってた子がこんなことを言うんだよ!!
    野球はチームプレイだというのに、冷酷で自己中心的で誰にも関心を払わないまさに天上天下唯我独尊天才少年の巧。
    でも、絶妙な筆致のお陰で嫌な子…という印象はなく、むしろ愛すべきキャラクターになっています。
    巧や青波がどんな風に成長していくのか、続きの楽しみな物語。

  • 自分の中の少年像の根底はいつまで経っても原田巧に尽きる 冴えた雰囲気を纏い孤高なのに人を惹きつけてやまない存在

  •  野球に打ち込む少年が主人公という情報しかなかったが、まさか小学生最後の春休みの数日間だけで、第一巻が終わってしまうとは。まだ中学にも入学していない。これは先が長くなりそう。
     主人公の天才エースがなかなか複雑な性格で、家族や出来たばかりの友達と素直に向き合えないところが妙に共感を呼ぶ。どうも野球の話だけをストレートに書いたものではなさそう。今後が楽しみ。

  • 母に薦められて。ただ、彼女は物語の最初の方で主人公に反感を抱いたといっていたが、私はむしろ主人公の母親に苛立ちを感じた。この読後感の違いは、きっと子育てをしたことがあるかどうかによるものだと思うのだが、それだけ作者が、子供の視点を模索しようとしたからだろう。まだ子供の視点から読める時代に出会っておいてよかった。

  •  野球関係の小説は、なんとなく今まで敬遠してきました。
    ノンフィクションとか、実際の試合を生で観るほうが
    面白いなと思ってました。「バッテリー」も本屋に並んでいたのは目にしていたけど、手にしたことはなく。

     ちょっとしたきっかけで図書館で借りて読みましたが、
    スラスラ読めて面白かったです。

     1巻は、自分に絶対の自信を持つピッチャーが転校先の中学校で
    キャッチャー候補と出会います。捕れないストレートって
    ないような気もするけど、それも小説の良さの一つかも。

     

     

  • 児童書、なんですか。というか、児童書、ってなんですか?さすがに絵本じゃないだろうし・・・国語の教科書とかに載ってる話?
    確かにいわれてみれば、教科書に載っててもおかしくない!
    「下線部の主人公の気持ちを30字以内で表しなさい(20点)」みたいな。
    そういえば嫌いだったな~、国語の問題。「気持ちなんて分かるかよぅ!」と、小学生ながら思ってまして、そういう気持ちは今も変わらずありまして。そもそも基本的に、言葉は額面どおり、態度は表のみ受け取るタイプですので、深読み・裏読み完全に無理です!
    こんな感じで、「げー、また話し読んで気持ち考えるの~?」と、小学生の時は教科書に載ってる話があまり素晴らしいとは思いませんでしたね、ごんぎつね読んで号泣しましたけど。

    そして成長して、テスト抜きで読んでみるといいもんですね~、児童書も。
    作者の後書に、「スレてない青少年が書きたい」みたいなこと書いてありましたけど、その通りです。素直すぎてかわいいです。
    大人からみれば、たかが野球、たかがサッカー、たかが・・・なんてことは山ほどありますけど、子供にとってはそれが人生の中軸なんですよね。自分もありました。自分の人生、主人公は自分とチームメート。取り巻くものは高校とサッカー。大人?通行人でしょ、って時期が。
    こういう時、"大人"はどうしても子供の世界に入り込めません、実体験から申すに。
    そういう態度が現れまくってます、主人公。
    ただ、他人を見下してきた態度は、新たな友人の出現により改められてきますけどね。
    そうやって、他人を自分の物差しに当てて評価しなくなった時、「人間が成長する」って言うんでしょうね、世の中では。

    成長したいかどうかは別ですけど。

    読んだ時、事あるごとに、「いいなぁ~青春っ!」な~んて感動してましたけど、実際に中学生が読んだらどう思うんでしょう?
    大人が描き出す子供の世界だから、大人の自分の想像にピッタリはまって感動するだけなのかな?

    中学生の評価が知りたいです。中学生・・・ゆうやに頼むか!

  • 何かに打ち込んだり、悔しくて泣いた経験のある方におすすめしたい作品です。
    あっさりした易しい文章ですが、その分、少年や大人たちの生々しい感情が刺さるように入ってきます。
    全巻読んだ後に1巻を読むとその穏やかさに泣きたくなります。決して優しくない、春の直前の冬のような空気に包まれた作品です。

  • スポーツ青春モノ。自分の好きなジャンル。中一の天才ピッチャー・巧とそのバッテリー・豪を中心にした青春ストーリー。巧だけじゃなく、色んな人の視点で物語は進む。まっすぐで直球の話が気持ちよかった。巧の異様なまでのプライド、自信が潔かった。

  • 出てくる、出てくる、思春期野郎。

    田舎町の中学に転校してきた巧、中学1年生。
    こいつの生意気さ加減が、半端じゃないから面白い。
    投げる球が速い。練習をサボったりしない。投球ミスがない。

    だから、ちんたら練習する先輩が許せない。
    顧問の威圧的な態度も納得いかない。
    下手な奴には用がない。

    そんなツンツンしてて、とげとげしい彼が、キャッチャー、豪とバッテリーを組むところから、少しずつ人間の幅を広げていく様子が、描かれます。
    (実際には中1で思春期迎えてる男子なんて、超少ないけどね)

    人間的成長とか葛藤は、ヤングアダルト文学のお約束だと思うんだけど、『バッテリー』の主人公は、弱い子、普通の子じゃない。孤高の少年。
    彼が、その強さの裏にある脆さに気づいていく様が、面白い。
    大人が読むと、くすぐったくなるような思春期の香りというか臭いというか(ただし、決して甘酸っぱくないのが『バッテリー』・・・ホントに色気ないっすよ。野郎ばっか!)・・・そんなものが全編に盛りだくさん。巻が進んでいくごとに、思春期野郎も増えて、ますます面白い。(海音寺くんの 真面目なお坊ちゃまぶりが好き)

    中学生にも、ぜひ1~6まで通して読んでほしいなあ。
    野球がわからなくても、ピッチャーとキャッチャーが何なのかさえわかれば、まずは大丈夫。ただし、思春期を迎えた方が読むように。

    真面目な成績の良いアナタ、優秀なのに友達少ないアナタ、
    スポーツ命の練習好きのアナタ、オレ様意外はみんなバカと思っているアナタ。そういう中学生、読みなされ。同時期に読んでた『ダレンシャン』より100倍面白いから。

  • すごく読みたかったものの、
    なかなか手を出すことが出来ずにいました。
    とうとう手を出してしまいました。…の、バッテリー。


    1巻から見事にはまってしまった気がします。笑
    想像していた「スポ根」小説へはまだ序章…なのかもしれないし、
    寧ろ、私の想像していた「スポ根」ではないのかもしれませんが、
    人間模様や心理描写が本当に繊細に表現されています。

    ひとりの人間を中心に、
    周りのキャラクターが本当に濃くて素敵。

    天才ピッチャーとしての才能を充分に持った主人公(巧)の
    見てみて”痛い”と感じるまでの自信の強さ。
    努力を怠らないストイックさが故に、他人にも厳しくなってしまう部分や
    自分と同じ視線で考えない周りの人たちを切り捨ててしまう未熟さは、
    自我が芽生えた思春期そのものな気がします。

    素直になりたい、と言う純粋さがあるのに、
    それに自分自身が気が付いていなかったり、無にしようとしたり、
    全てが思うようにいかない歯がゆさや苛立ちが、本当にイタイ!(>_<)


    そんな巧を傍で見守るようにいるのが、
    正に「お母ちゃん」的なバッテリーの相棒の豪ちゃん。
    彼の優しさ、懐の広さ、良いことを素直に良いと認める潔さ。
    小学生にしては出来すぎてる人格とも思えるけれど、
    いつでも両手を広げてどっしりと構えている彼は本当に魅力的。

    病弱ながらも天真爛漫、純粋無垢の言葉がぴったりな巧の弟、青波。
    巧のブラックな部分を吸い取ってくれて、
    弟なのに、全てを見透かしたような気の使い方や空気の読み方が
    周りのバランスを保ってくれる。


    野球だけじゃなく、両親や兄弟・家族、友人…と
    新しい環境で、変動的な不安定な少年の心がとても読み取れます。

    可愛くない!と思った途端、愛おしいとも思える巧のキャラクター、
    今後どう変わってくるのだろう。

  • 高校野球を描いた最近の名作は、やはりおお振り。
    高校生ともなれば、反抗期も終わって自分の力もある程度分ってきているものだ。
    しかし、本作の巧はまだ中学生にもなっていない。ギラギラした、今にも爆発しそうな少年。
    自分の手足すら思い通りにならないと感じる、あの焦燥感と苛立ちを思い出して共鳴した。
    彼はこれから、どんな風に成長してゆくのだろう。あの鼻っ柱を折るのは誰だろう。
    彼の将来が楽しみです。

    あとがきにある、「ただ十代であるというその一点の他に、何の条件も無く、少年であるがゆえに発光するもの」に目が眩みっぱなしの私。

  • なんでここまで真っ直ぐでいられるんだろう――
    中学生たちのあまりに真摯な想いが、痛いほど胸に突き刺さってくる。そんな感じがする。

    受験の真っ最中に読みました。
    とってもモチベーションが上がるのでお勧めです。勉強しろよって感じですが(笑)

    本棚には一巻しか置いていませんが、もちろん最後まで読破しました。皆さんも是非。

  • 昔読んだのに忘れちゃったから再読

    孤高のピッチャー巧君があまりもつんつんしてて
    ちょっとは妥協したほうがいいんでは~^^;て思った
    でもただの熱血スポコンで終わらないのがあさのさんだよね
    もちろん熱血もわたしは好きだけどたまにはそうじゃないのも読みたくなるものです
    でも中学生のときわたしあんなに考えたことないし、巧君ははやく大人になりすぎてるよ

  • 天才ピッチャー 巧。
    受けて立つキャッチャー 豪。

    巧は、真っ向からしか挑めない。

    納得が出来ない中学校のルールにも、理屈を身に付けた大人にも。
    悩む豪にも。家族にも。
    そして。もちろん、何より野球にも。

    不器用な巧は悩み、憤り、でも何より強い光を発する。
    豪はそんな巧をフォローしたり、抱えきれなかったりする。

    そんな二人の真っ直ぐさが眩しくて惹きつけられる作品。

    彼らが大切に守ろうとしているものは、大人になるにつれて諦めや言い訳で隠してしまっているものかも、と気づかされる。

    特に野球好きは必読!
    自分の手に巧の球の威力まで伝わってくる描写にも引き込まれます。

    理屈抜きで、真っ直ぐなココロと向き合いたいとき、熱くなりたいとき、読んでほしいっ

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「そうだ、本気になれよ。本気で向かってこい。-関係ないこと全部捨てて、おれの球だけを見ろよ」中学入学を目前に控えた春休み、岡山県境の地方都市、新田に引っ越してきた原田巧。天才ピッチャーとしての才能に絶大な自信を持ち、それゆえ時に冷酷なまでに他者を切り捨てる巧の前に、同級生の永倉豪が現れ、彼とバッテリーを組むことを熱望する。巧に対し、豪はミットを構え本気の野球を申し出るが-。『これは本当に児童書なのか!?』ジャンルを越え、大人も子どもも夢中にさせたあの話題作が、ついに待望の文庫化。

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