| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
-
自分の身体を賭けて、言葉を発したことも無く、発した言葉に全力で責任を負うこともしなかった。賢しら(さかしら)な、毒にも薬にもならない、つまり誰も傷つけないかわりに自分も傷つかない萎えた言葉を撒き散らして生きてきた。 「あとがき より抜粋」
-
他人の物語の中で人は生きられない。生きようとすれば、自らを押さえ込むしかないのだ。定型に合わせて、自らを切り落とさなくてはならない。自らの口を閉じ、自らの耳を塞ぐ。自らの言葉を失い、自らの思考を停滞させる。
この国にあふれているそんな大人の私も一人だ。
-
大人やチームメイトや仲間やかけがえのない相手によって変化し生き延びるのではなく、周りと抗い(あらがい)それを変化させ、押し付けられた定型の枠を食い破って生きる不羈の魂を一つ書きたかったのだ
みんなの感想・レビュー・書評
野球少年を題材にした児童小説。
児童小説だと思ってあなどっていたら(ごめんなさい)、文章構成が巧みで感嘆した。
出来上がるまでにわりと時間をつかったのではないかと思う。
普段何気なくわかっているつもりとしていることをあらためて文章にされると、読者としては考えざるをえない。
ずいぶんと続いてるみたいだが、本書で厳密な意味での野球をやらなかったのには驚いた。
主人公の成長が気になる。
再読。
最初の印象より、巧の傲岸さが鼻につく気がしたり、
青波の空気清浄機っぷりに癒されたり。
巧と母親のやりとりで、
言葉が通じない、というのはこういうことだとおもう。
子どもの「うるさい」という一言には、
うまく言葉にできないいろんな感情が含まれてるんだろーな。
この人の野球モノを読むと、ほんと野球が素敵に綺麗に思えます。
ちょっと綺麗すぎる気もするけど。
自分に男の子がいたら、読んでほしいな、と思いました。
凄い。凄すぎる。最初の1p目から最後のページまで、人間理解・人間世界理解、の、深い洞察と、知恵…という言葉では当てはまらない、もっとずっと、「実用のため」とかからかけ離れたもの…知恵だけど、知恵のうちでもっとも人間に息づいた根ざしたもの…の、隠喩で書かれている。
最初の1p目から最後のページまで、衝撃的、とかいう理由でまるでなしに、美しいものを見て感動して泣く、と同じ原理で、泣き続けた。
巧が私の小学生だった時と異常に似てるけど、自分に対する厳しさと、自負と、悔しがり屋が似てるけど、私は他人に対する態度が全然あやふやだったかなあ。自分に対しては「こうすべし」と決めていたけど、他人に対しては何も求めていなかったし決めていなかったかなあ。
2巻以降もここにまとめて書く。
児童文学なんですね。有名どころだから適当に手にとって読んだんだけどそのあたりはよく知らなかった。
たしか「以下続刊」でしたよね。そのせいかえらく中途半端に終わってる。引っ越し先で女房役と出会って・・・くらいでおしまい。野球を続けるのに周りのごたごたが・・くらいの野球とはあんまり関係ないところが主というか。
そういう「ごく序盤」だからなのか児童文学というジャンルのせいなのか主人公も「投球の実力はあるものの単なる嫌味な少年」でしかない。この先読んでいったらいろいろと・・・なんとなく展開に想像がつかなくもないですが。
ここからおもしろくなるのかもしれませんが、この時点ではその片鱗も見られず、先が気になるという感じもしませんでした。
一応児童書として出された物で、表現などは確かに子供向けなのかな、とは思うのだが、この巻では「家族との関係」という年齢を超えた普遍的なテーマが語られていて、とても読んでいて心を打った。痛い。 他の人から理解されない行動でも、自分の中では理にかなっていて、なんで解ってくれないんだ、と思うことって未だにある。考えは言わなければ伝わらないと知った今でもそう期待して、苛立ってしまう。特に家族という間柄では... 続きを読む »
思春期。守られた存在だからこそ、存在するもの。
曖昧な年代。仕事で接する機会も多々ある世代だけれど、基本的に皆素直。でもイメージを表現する力は徐々に弱まっているね。そういう、今の世代の子達の特徴であるとかを、掴んでいるなぁと。
1巻はスムーズに読破
テンポよく読める感じが良い。意外とストーリーは単純なんだけど、その中で、バッテリーの内面まで深く表現している。
兄がむかつくほど自信家なんだが、こういう考え方をする子供もいるんだろうし、そういうところが思春期や反抗期なんだろうなあ
子供の葛藤って、大人になってから見ると、ああそうだとも思うし、そうじゃないとも思う
あの鋭くて繊細で、大人が邪魔だったり汚く見えたりする感情って、生きづらいけれど、純粋で、清濁併せのめないんだよね
あさのさん作品に出会うきっかけの本。
中学生の野球にも、駆け引きとか、人間関係とか、熱血スポコンなだけじゃない複雑な世界があって。それを田舎ののどかな自然が、瑞々しい文体でもって包んでいて。早春が似合う、若草色の作品。
あぶ刑事の浅野温子とは別人。
読んでいると映画っぽいなー
そう感じつつ読んでいると
何やココで終わり?
ってとこで終了。
カバー見たら全6巻あるらしい。
調べたら映画やってた。
しかも見たことある。
何で見たんやろ?全く思い出せん。
しかも2007年って東京に居た頃や。
でも何で見たんや?
見る理由がわからん。
監督は滝田洋二郎 。
もっと、わからん。
gooの紹介ページ見る限り
AV監督じゃないっすか…
病院へいこう1と2しか知らん。
青春時代というものがよく表れている。少年たちの揺れる心が微妙なラインですごく健全かつ、細かく、あるいは大胆、かつ実験的に描かれていて、かなり久々に動揺した話。あさのあつこさんを知った本。バッテリーですからね。部活の、ピッチャーとバッターの少年2人を中心とした話です。
この本に共感ができるひとは人間関係とか、色々悩んだことあるひとなんじゃないかな…。反対に、共感できないひとの人間像も、また理解できる。主に私とは合わないだろうという意味で。そして、キャラの言動にイラっとしたり、登場人物の大人にイラっとしたり、する自分もまだ、青春時代というものをすべては忘れていないんだろうな、とふと思った。そういうすごく繊細心をくすぐる1冊。
天才野球少年が、野球や友人や家族との関わりを通して成長していくお話、でしょうか。
どうも青春時代モノは苦手です。思春期の自分が重なるのか…。あまりに主人公ワガママだろっ、とイライラしてしまいまして…。
再び読みました。最高。やっぱ名作です。
巧かっこいい。
強いイメージがあるけど、たまに弱い場面もあるのがいい。
たまに言う冗談やたまに見せる笑顔がたまらないww

NHKドラマで観た「バッテリー」のイメージが残っているので、どうしてもあの兄弟とじいちゃんがドラマのキャストで思い浮かんでしまう…(豪のコはまだジュニアにいるのかな?)
巧の弟に対するコンプレッ...






