ロボット(R.U.R) (岩波文庫 赤 774-2)

  • 岩波書店 (1989年4月17日発売)
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本棚登録 : 1072
感想 : 117
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知ってはいても、読んだことが無い。
そういう本はたくさんある。
この本は、そうした本の1冊。
「ロボット」という言葉を広めた本でもある。
でも、この本のロボットは機械的なそれではなく、もっとバイオ的なものとなっている。

大量のロボットが生産され、人間は働かなくて済むようになる。しかし、それと引き換えに出生率が低下し、子どもがまったく生まれない社会になってしまう。
そして、ついにロボットが反乱を起こし、人間は一人を残し死に絶える。しかし、ロボットはロボットを生産する術を持っていなかった…

1920年に書かれたとは思えない進んだ内容。古典として残るには理由があるのだなと感じた。戯曲形式であり、舞台で上演されていたとのこと。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年4月21日
読了日 : 2012年4月21日
本棚登録日 : 2012年4月21日

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