知ってはいても、読んだことが無い。
そういう本はたくさんある。
この本は、そうした本の1冊。
「ロボット」という言葉を広めた本でもある。
でも、この本のロボットは機械的なそれではなく、もっとバイオ的なものとなっている。
大量のロボットが生産され、人間は働かなくて済むようになる。しかし、それと引き換えに出生率が低下し、子どもがまったく生まれない社会になってしまう。
そして、ついにロボットが反乱を起こし、人間は一人を残し死に絶える。しかし、ロボットはロボットを生産する術を持っていなかった…
1920年に書かれたとは思えない進んだ内容。古典として残るには理由があるのだなと感じた。戯曲形式であり、舞台で上演されていたとのこと。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年4月21日
- 読了日 : 2012年4月21日
- 本棚登録日 : 2012年4月21日
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