やがて目覚めない朝が来る

著者 :
  • ポプラ社 (2007年11月1日発売)
3.64
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本棚登録 : 330
感想 : 75
4

① この本を選んだ理由
図書館でタイトルに惹かれて


②あらすじ 
 少女の有加ちゃんが、小学生から、結婚して子どもと生活するまでの期間の中で、おばあちゃんの蕗さんと、その周りに集まる人たちとの関わりが、描かれている。
 基本的に登場する人たちの会話が多く、のんびりしている雰囲気が溢れているが、その中で死を意識させられる物語になっている。


③感想
 ふわっとしている感じ。そんな中で、みんな死んでしまうから、今の大切さを感じるとともに、いつか目覚めない日がくる悲しさを感じた。


④心に残ったこと
 今、ダラダラした生活をしているけど、皆が笑って生活してるな〜と、今を客観的にみてみたり、昔、母が生きていたときの、家族が一緒だったときの、そんな休みの日を思い出してみたり、これが幸せなんだろうな〜と、しみじみと考えさせられた。
 やはり、笑顔が大切なんだろうな…


⑤登場人物
有加
蕗 お祖母さん
のぶちゃん 母
舟(しゅう) 父

富樫さん
一松さん
田幡さん

久慈融 のぶちゃん父
久慈充子 のぶちゃん母

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年2月14日
読了日 : 2021年2月14日
本棚登録日 : 2021年2月6日

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