実在の人物である、江戸時代前期の囲碁棋士・天文暦学者の渋川春海が主人公。算術が重要なテーマで、和算家の関孝和がもう一人の主人公格。算術の図形が小説内で数回差し込まれ、それが測量に重要な意味を持つ。関と算術勝負をする中で、一度は解が存在しない問題を作成して失敗した春海。旅を経て見事な算術問題の作成に成功し、それが関に解かれ、「明察」を記したところで下巻に続く。
序章
第一章 一瞥即解
第二章 算法勝負
第三章 北極出地
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2020年1月28日
- 読了日 : 2017年12月29日
- 本棚登録日 : 2017年11月12日
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