『夢十夜』
喉元に刺さって取れない魚の小骨。
紙で切ってしまった指先の痛み。
思い出せそうで思い出せない誰かの名前。
そんな些細だけれど強烈な違和感や不快感を、夢として丁寧に発酵させたものが、このお話だと思う。
わりと不気味で理不尽で、そこそこ寂しくて湿っている10の物語。
だって夢だもの。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ファンタジー
- 感想投稿日 : 2020年6月7日
- 読了日 : 2020年6月7日
- 本棚登録日 : 2020年6月7日
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