三浦しをんさんのデビュー作
冒頭、ジャングルの塔に暮らす王女の物語から始まる。
何だか不思議な話なのだが、これの意味は後に明かされる。
そして、この不思議なタイトルの意味も。
就活、家族、恋。
女子大生可南子が様々な事にぶつかりながら志望する出版社の就職試験に挑んでいく。
しをんさんの体験に基づいて書かれたそうだ。
なるほど、エッセイと小説どちらとも言える雰囲気だ。
上手くいかない就活に思いっきりツッコミを入れ、妄想を炸裂させるところは可笑しくて笑ってしまった。
これがデビュー作なのだ。
強烈なインパクト。
三浦しをんさんが好きと言いながら今まで読んでいなかった事を後悔した。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年2月13日
- 読了日 : 2023年2月13日
- 本棚登録日 : 2023年2月13日
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