岡本太郎の作品は、絵画等のアートと、彼の言動がセットになって岡本太郎の作品だと思う。
受け継いだ才能は画家である父からより、小説家である母の影響が大きいようだ。
ドラマで知った母かの子は、激しくエキセントリックで、太郎は少年時代からずっと孤独だったわけだけど、自分自身をさらに孤独へ追い込んでいたフシがあるのは、芸術家は孤独でなくてはならない、という母の教えだろう。
太郎の言葉を記録し続けるパートナーの敏子。
書籍も何冊も出ている。
母に絵を描かせられなければ、小説家になっていたのだろうか?
彼の言葉、もっと言えば生き様がなければ、100年経った現在でも若者を中心に人気があるだろうか?
ドラマの中の母と太郎の言葉は、駄文しか思い浮かばない私ら一般人、「ヤバイヤバイ」「かわいいかわいい」言ってるような人間は、初めて聞く日本語ばかりだ。
一方で、彼の作品を見ていると、これが明治時代の人の作品なのかと思い至る。
激ヤバでめっちゃかわいい。
ところで、ドラマでは俳優と実際の人物達の写真が交互に出て、どの役も本人に良く似ている。
常盤貴子だけ全然似てなかった。
ま、別にいいけど。
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- 感想投稿日 : 2022年12月16日
- 読了日 : 2022年12月16日
- 本棚登録日 : 2022年12月16日
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