被害者家族と加害者家族。
それぞれに事件のせいで人生が狂ってしまった2人。
同じ年の2人。出会うべきではない2人。
憎しみとか恨みとか、そんな言葉では言い表せない複雑な感情。
一生接点なしに生きていけたのならよかったのに、と思いつつ、どこかで交わらなければ先に進めなかったのかもしれない、とも。
この先、2人がそれぞれに自分の人生を自分の足で歩いて行って欲しい、と思わずにいられない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2019年5月
- 感想投稿日 : 2019年5月8日
- 読了日 : 2019年5月8日
- 本棚登録日 : 2019年5月8日
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