安井かずみさんという人のことは
まったく知らず、
本の表紙に惹かれて購入しました。
いわゆるジャケ買いです。
彼女は時代を牽引するほど
派手でカコイイ人ではありましたが、
その一方で、
古風な面を併せ持つ
不思議な人だったようです。
いまも語り継がれるほど、
とても魅力的な人だったのでしょうね。
本書は
安井かずみさんの生涯をたどると同時に、
彼女が生きた時代とその空気感、
先端をいく女性としての生き方、
男と女の関係性、
愛情の在り方などが描かれ、
とくに加藤和彦さんとの関係は、
実に興味深いものでした。
まるで
人間の本質を描いた物語を
読んでいるようでした。
べそかきアルルカンの詩的日常
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べそかきアルルカンの“スケッチブックを小脇に抱え”
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読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2023年9月1日
- 読了日 : 2023年9月1日
- 本棚登録日 : 2023年9月1日
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