青春ノイローゼ (双葉文庫 み 12-1)

  • 双葉社 (2002年4月1日発売)
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本棚登録 : 314
感想 : 32
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内容を確認せずに購入しました。タイトルから、青春時代の甘酸っぱくてほろ苦い、だれもが一度は経験するであろう、胸キュンな想い出が綴られているのかと思いきや、そんなものを期待した自分がバカでした。ロケンロールな魂を持つ、サブカルの帝王である著者を甘く見てました。表紙の写真にもダマされました。変わり果てたいまのお姿とはぜんぜん違う、それなりにハンサムな青年の姿がそこにあったからです。けっきょく、甘酸っぱくてほろ苦いを突き抜けて、かなりイタイ想い出・・・ってゆーか青春とはぜんぜん関係のないよーなことまで、い~っぱい書かれていました。とゆーわけで、期待していたものとは程遠い内容でしたが、でもまぁ、面白かったから結果オーライです。
青春って、麻疹やおたふく風邪と同じで、だれもが一度はかかる病気みたいなものかもしれません。まさにピッタシのタイトルですネッ。


べそかきアルルカンの詩的日常
http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/
べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ”
http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ・随筆
感想投稿日 : 2016年5月3日
読了日 : 2016年5月3日
本棚登録日 : 2016年5月3日

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