愛について語るときに我々の語ること THE COMPLETE WORKS OF RAYMOND CARVER〈2〉

  • 中央公論新社 (1990年8月1日発売)
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感想 : 14
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なにかが駄目になってしまう話がこれでもかこれでもかと続く。どれもやりきれなくて、読んでいて苦しく、そこにある絶望感はリアルで生々しかった。それなのに解題では「奇妙」「シュールレアリスティック」と形容されている作品がある。どの話もシュールだなんてちっとも感じなかったのに。カーヴァーに首根っこをつかまれていたのかもしれない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 英米 - 小説/物語
感想投稿日 : 2015年5月1日
読了日 : 2015年5月1日
本棚登録日 : 2015年5月1日

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