デンマーク、スウェーデン、ノルウェーと、およそ75年前の北欧をめぐる旅の記。荒涼としたしかし力強い(人間を含めた)自然の美が、シンプルで丁寧なイラストを添えて記されている。
旅行記といっても、見聞きした物事のみにとどまらないところがチャペックならでは。特に、白夜の世界を時間の観念が失われる領域として描く章に、叙事詩のような幻想性がありとてもよかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
その他のスラヴ文学
- 感想投稿日 : 2012年7月30日
- 読了日 : 2012年7月22日
- 本棚登録日 : 2012年7月30日
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コメント 4件
猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2012/09/07
なつめさんのコメント
2012/09/07
猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2012/09/10
なつめさんのコメント
2012/09/11